四季の移ろいを、静かに庭に重ねる。
一つの季節だけ美しいのではなく、春から冬までそれぞれに表情が変わる植栽を選びます。
冬の間に眠っていた木々が芽吹き、淡い色が庭に動きを与えます。大きな花ではなく、控えめな花や若葉の色を大切にします。
深い葉陰がつくる影と、風が通る道を意識した配置で、暑い季節にも心地よい場所になります。
木々が色を変え、落ち葉が地面を覆う。秋の光の中で、庭の輪郭がよりはっきりと見えます。
葉を落とした木の姿が美しい季節。雪が積もる日も、庭は静かにその存在を主張します。
その土地の日当たり・風通し・土の性質をまず見ます。派手な花より、葉の形や冬の枝ぶり、成長の仕方を重視します。
過度な手入れを必要としない品種を選ぶことで、庭が長く自立して美しくあり続けることを目指します。
住宅の小さな庭で、長く付き合える品種を中心に。
春の若葉、秋の紅葉、冬の枝ぶり。すべての季節に表情がある。
大きな日陰をつくり、夏の暑さを和らげる。落葉後の姿も美しい。
初夏に花を咲かせる。刈り込みにも強く、小さな空間に適する。
常緑で冬も緑を保つ。赤い実が秋から冬にかけて美しい。
常緑の小木。葉が小さく、細やかな印象を与える。
秋に穂を出し、冬の風に揺れる姿が美しい。土壌改良が少なく済む。
植物は「置く」のではなく、「育てる」ものです。
最初の数年は根付きを見守り、徐々に自然の力に任せていく。その過程も庭の一部だと考えています。