庭は、つくって終わりではない。
過度な作業ではなく、庭が自ら美しくあり続けるための、ささやかな観察と手入れ。
冬の間に枯れた枝を軽く取り除き、土の表面を軽く起こします。新芽の出方を観察しながら、必要以上に触らないようにします。新しい植物を植えるのもこの時期が適しています。
朝夕の涼しい時間に根元へ水を与えます。葉の裏側も時折確認し、異常を早めに発見します。強い日差しを和らげる大きな木の陰を活かし、過度な水やりを避けます。
落ち葉を丁寧に集め、土に還すか堆肥にします。冬に向けた土の準備を始めます。紅葉の美しさを十分に味わった後に、軽く剪定を行います。
雪の重みから枝を守り、根を寒さから守るための最小限の手入れを。冬の枝ぶりや常緑の姿も、庭の大切な表情です。無理に活動的にならないことが大切です。
私たちは「完璧に整える」ことを目指しません。庭が自然に育っていく様子を尊重し、必要なときにだけ手を加える。こうした控えめな関わり方が、長く美しい庭をつくると考えています。
施工後の最初の1〜2年は特に根付きと成長を注意深く見守ります。その後は、月1回の訪問や季節ごとの点検など、お客様の庭に合ったかたちで継続的なケアを提案しています。